多汗症コンプレックスもスッキリ解決【不安感を拭い去る施術】

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汗の悩みを解消するには

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交感神経の異常が原因

運動によって体温が上昇したり、強い緊張を感じたりすると汗をかくというのは誰にでも起こる自然な現象です。しかし中には、何もせずただじっとしているだけなのに突然汗が出て、しかもその量が異常に多いという人がいます。このようなケースを多汗症といいます。多汗症は身体全体が発汗する全身性のものと身体の一部分に集中する局所性の2種類に分類されます。局所性の場合は身体のどこにでも発生する可能性がありますが、比較的多いのはてのひら、足の裏、腋の下など汗腺が多く集まっているところです。頭の中に汗をかき、顔に流れ落ちてくるぐらいまでの状態になるという例も見受けられます。多汗症は緊張や不安を抱えている人が発症しやすい傾向にあります。ただ、だからといって多汗症イコール精神的な病気だというわけではありません。たとえ緊張や不安が発汗の引き金だったとしても、汗腺の働きをつかさどる交感神経に何らかの異常がないと発症することはありません。しかし、なぜ交感神経が異常になるかについては現在のところはっきりしたことは分かっていません。遺伝説・ホルモンバランス説・内分泌異常等に係る他の疾病を原因とする説などいくつかの仮説が立てられていますが、発症のメカニズム自体を完全に解明するには至っていません。

症状に応じた解決策を

汗は多かれ少なかれ誰でもかくものですから、どの程度までなら「異常」なのかについては判断が難しいところです。実際、多汗症かそうでないかに関する数値的な判断基準はありません(軽症か重症かを判断する指標は存在します)。治療を行うべきかどうかは、むしろ社会生活にどの程度支障を来しているか、多汗であることでどの程度精神的苦痛を受けているかといった点から判断することになります。多汗症の治療にはいくつかの種類があり、具体的な症状や程度に応じて選択されます。比較的軽症の人に対しては、塩化アルミニウムの水溶液を汗の出やすい場所に塗るという治療が行われます。根本的な解決につながる方法ではありませんが、発汗作用を低減させる効果があります。数か月から場合によっては年単位で継続する必要があります。また、交感神経節を麻酔で一時的に麻痺させる神経ブロックと呼ばれる治療が行われることもあります。軽症から重症までほとんどのタイプに効果がありますが、時としてこれまで汗をかいていたのとは別の場所から発汗量が増える代償性発汗と呼ばれる副作用が出ることがあります。比較的新しい治療法としては、イオントフォレーシスという方法があります。これは、手足を浸した水に電流を流し、汗の出る孔をつぶすというものです。長期の治療期間が必要となりますが、かなり高い効果が得られます。